食品工場排水処理施設の清掃を行いました。
2025.04.15
こんにちは!今日は、食品加工場の排水処理施設の清掃と汚泥吸引作業についてご紹介します。普段、私たちが口にしている食品を作る現場を支える大事なお仕事です。
食品加工場から出る排水は、食品残渣や油分など、様々な汚れを含んでいます。これらの排水をそのまま河川などに流してしまうと、環境汚染につながってしまいます。そこで、処理施設を通して、排水をキレイにしてから放流する必要があるのです。
今回は、そんな排水処理施設の清掃と、溜まってしまった汚泥の吸引作業を行いました。
作業の流れ
まずは、安全確保のために、作業場所の規制や酸素硫化水素濃度の確認をします。
- **排水槽の水替え:** 排水槽の上水を他の槽にポンプにより水替えをします。
- **高圧洗浄:** 槽の壁面や底に付着した汚れを高圧洗浄機で洗い流します。
- **汚泥吸引:** 排水槽の底に溜まった汚泥を、強力な吸引車で吸い上げます。この汚泥が、排水処理能力を低下させる原因なんです!!
- **清掃後の確認:** 清掃後、排水槽の蓋の閉め忘れはないか、資機材の忘れ物はないかなどを確認します。
- **周辺の清掃:** 作業場所をきれいに清掃して完了です!
清掃後キレイになった排水槽を見ると!達成感があります!
清掃と汚泥吸引の効果
排水処理施設の清掃と汚泥吸引は、以下の3つの重要な効果をもたらします。
- **排水処理能力の向上:** 汚泥が溜まると、排水処理施設の機能が低下し、排水が十分に浄化されなくなります。定期的な清掃と汚泥吸引によって、排水処理能力を回復させ、環境基準を満たすキレイな水を放流することができます。
- **悪臭の軽減:** 汚泥は、腐敗すると悪臭を発生させます。清掃と汚泥吸引によって、悪臭の発生源を取り除き、周辺環境への影響を軽減することができます。
- **設備の長寿命化:** 汚泥が蓄積した状態を放置すると、配管の詰まりや設備の腐食を引き起こし、施設の寿命を縮めてしまう可能性があります。定期的な清掃は、これらのトラブルを未然に防ぎ、設備を長持ちさせることにつながります。
まとめ
食品加工場等の排水処理施設の清掃と汚泥吸引は、環境保全に貢献する、とても重要な仕事です。私たちの作業が、安全な食品が作られる環境を守り、豊かな自然を守ることにつながっていると考えると、誇らしい気持ちになります。
これからも、環境を守るために、地道に真面目に作業をコツコツと続けていきたいと思います!
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